diary
牙狼<GARO>〜蒼哭ノ魔竜〜

2013年2月26日鑑賞

 『牙狼』二度目の映画、そして冴島鋼牙最後の戦い…。

 大いなる力・ガジャリと契約した鋼牙は、「嘆きの牙」を持ち帰るために「約束の地」へと一人旅立つ。
しかし約束の地に着いた瞬間、牙狼剣・魔法衣・魔導輪を失ってしまう。
 囚われていたメルという少女を救う鋼牙。メルは自分のことを「モノ」だと言う。ここは忘れ去られた「モノ」たちの世界だった。
そして嘆きの牙の手掛かりは「知恵の祠」にあるかもと話す。鋼牙は祠を目指す。
 …一方。「緑ノ城」には約束の地の支配者・女王ジュダムがいた。
ジュダムは「黒きウロコ」を手に入れ、魔竜とひとつになろうと企んでいた。彼女は鋼牙の存在を知り…。


 お話はテレビ版二期最終回からの続きになります。
これまでの『牙狼』とは違う(こういうのがなかったわけではないですが)メインビジュアルのカラフルな色彩にひっくり返したおもちゃ箱の様な世界に、最初は「え?」と戸惑いましたが、杞憂でした。ちゃんとしっかり牙狼の世界です。
逆にダークでアダルトな表現(エログロ)もある牙狼が好きな人には、今回少し違う!と思うかもですが。
所々に「あー!」となるネタも仕込んであってずっと観ていた人は楽しめますよ。
もちろんこの映画だけでも十分楽しめると思います。
 相変わらずのイメージの豊富さとディテールの細やかさはホント圧倒です。極上のファンタジーに仕上がってました。これ外国でも受けそう。
今回は全年齢対象でエログロもないからお子様でも安心w。ちらちら飛んでる小さいのもとっても可愛いし。

 今回の世界に出てくる「もの」には「元」があるんですけど、その辺りの出し方も洒落てて巧かったです。クロマル、すごく可愛かった…。メルにカカシも…ああ…。

 ジュダム役は松坂慶子。少女の様な可愛さと残酷さを持った女王をとても楽しそうに演じてました。衣装も素敵でエロ可愛いかったw。
変に大女優ぶらず、様々な役をこなす人になったなあ…。
 ジュダムにも「元」があり、本編では語られなかったのですが、パンフでは明かされていて「ああ!なるほど!」と唸ってしまった。鋼牙が彼女に「すまない」と言ったのがなんか…
ああ私もすまんかったよ…(泣)。

 すっごく優しい物語です。ちょっと油断してて…爆泣きしちまいました★
成長して身も心も強くなった鋼牙、さらに優しさも知った鋼牙を見ることができました。
カカシが…クロマルが…あああああ…!!!!。・゜・(/Д`)・゜・。
ものは大事にせなアカンよ…。ホント…。
 もう既に飽和状態を超えて「モノ」が溢れている世の中、本当に欲しくて大切にしたいものだけ、傍において愛していきたいですよ…。
それにあの人とか…うう(泣)。

 あ、鋼牙が歌うのかってトコは一瞬期待してしまいましたw。歌わなかったけどねw。
剣も服ももちろんザルバも可愛く愛しく感じてしまいました。
 「もの」を作り続けている雨宮監督の思いが胸に熱く迫る作品でした。

 …鋼牙の話はこれで一応おしまいだそうですが、テレビシリーズも第三期が決まっていて(こちらはちょっとダークなものになるらしいとか)キャストも一新し続いていくので、こちらも楽しみです。

 鋼牙、お疲れ様。


2013 tellme shigenaga