diary
映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐

2023年7月28日鑑賞

 仮面ライダーギーツの夏映画です!話的にはパラレルかな。


 ある日巨大なジャマト世界樹が現れる。そこから大量のジャマトが現れ、仮面ライダー達が戦う。
すると世界樹が四つに分離、世界も四つに分離された。
景和・祢音・道長・ツムリはそれぞれの世界に飛ばされる。そこに現れる英寿だが、いつもの英寿と明らかに違う…。
 未来から来た指名手配者メラとメロの仕掛けた「世界滅亡ゲーム」とは?


 テレビ本編はクライマックスも近く、ちょっと重めの展開になってますが、この映画の最大の見所はズバリ「ポンコツ英寿」でしょう!!
いつもはほぼ完璧超人(つうか神状態)な英寿の要素が四つに分離したせいで、それぞれの英寿がもうムチャクチャになってます。そのポンコツ度がなかなか凄くて笑えます。
オカリナ下手すぎだしwアホの子だしw。。
噂では中の人に近いとか近くないとか…???
 …あの分離した四人の英寿が合体していつもの英寿に戻るとは思えんのだが、まあよい。

 そしてこの映画のライダー皆仲が良い。
景和はテレビ本編では絶賛闇堕ち中〜!なんですが、ちょっと前の景和ぽかった。
道長も英寿のポンコツに当てられて何度か「呆」の境地に陥るわ振り回されるわでかなり面白い人になってしまってた。
ツムリちゃんも大分弾けてたし…。
 そして以前デザイアグランプリに出てた方々も登場。
冴さん再登場嬉しかったし、パンクジャックのウィン(馬乗っててカッコいかった)、ケイロウのじいちゃんも…。じいちゃん、この映画で唯一次のライダー『仮面ライダーガッチャード』に出会うんよね。
 ガッチャード、なんか変なメカ?になってた。高校生設定で元気いっぱいな感じ。
動いてるの印象は悪くない。エグゼイドとビルト足して割ったような。
錬金術というか、カードが重要なアイテムで、おじいちゃんにカード一枚プレゼントしてた。
このカードが後のギーツバトルで生きるんだけど…今作のおじいちゃんむっちゃ重要キャラだった!
あ、カードしゃべってた、聞き覚えのある可愛い声だった。
(CVはゼンカイのセッちゃんのひとでしたw。)

 敵のメラはチョコレートプラネットの長田庄平さん。メロはルパンイエロー演じてた工藤遥さん。
敵のメラとメロは炎上系迷惑ユーチューバーって感じで軽くてチャラい。
メラ自体は強くないと思うけど、英寿の要素三つ取り込んで仮面ライダーXギーツに。
これがめっぽう強い。
最後ちょっと大きくなったりしたけど、その辺りになると押されてた…。

 ロケ地も懐かしくもある西部劇の町とか明治な町とか、いつもの工場で、映画ならではの派手さや華やかさはないけど、本編とは違う陽性王道エンタメで笑って楽しく観れました。

 そうそう、冒頭やラストやらでジーンの福くんさんが登場するんだけど、この映画「応援上映」前提で作られてる気も?ジーンの合図でペンラ振って「みんな〜がんばれー!!」ってやるのが似合いそうな映画だなあと思いました。(もしかしてこの映画プリキュア映画だった?)


2023 tellme shigenaga