diary
劇場版ひみつ×戦士ファントミラージュ
〜映画になってちょーだいします〜

2020年8月3日鑑賞

 超大人気の女児向け特撮作品、ガールズ×戦士シリーズの第3作目ファントミラージュ!
ついに映画化!もう〜私のハート、ファンファンしてるっ〜♪


 逆逆警察はイケてる人をイケない人『イケナイヤー』に変えて人々を困らせる。
中学1年生のココミ・サキ・ヨツバ・セイラは正義の怪盗・ひみつ×戦士ファントミラージュに変身して、イケナイヤーのイケない心をちょーだいして元のイケてる人に戻す。
 今日も街に現れたイケナイヤーを元に戻して帰ろうとすると、そこに映画監督の黒沢ピヨシが来てファントミの映画を撮りたいと言い出す。
 ファントミは出演を承諾するが、撮影当日黒沢監督が逆逆警察にイケナイヤーにされてしまう!


 このシリーズ第1作目から欠かさず観てるので(実はCDも買ってたりする)、映画化嬉しい…。
本当は5月1日公開の予定でしたが、新型コロナウイルスが広がり緊急事態宣言が出たため延期、7月23日に無事公開されました。
その間にテレビ本編は終了してしまったので、少し頭を5月頃に戻して観ることに…。

 冒頭や本編中も「歌や応援は心の中でしてね!」と言ってて(この部分撮り直しした?どうなんでしょう)、当初の予定なら子供達が歌ったり踊ったり、ピンチになったファントミを応援したりできる応援上映OKな作品だったのかなあ…と感じられる部分が多々あってちょっと切ない…。コロナめぇ…。

 ストーリーは「いつもの」ファントミです。ゆるゆるでがばがばです。
もうのほほんと徹夜明けの頭でも観れます。
劇場版でよくあるついてきた親が思わず泣いてしまう感動的な展開や、キャラが映画のジャイアンみたくなるとか映画限定特別フォーム・技ないです、いつも通りです。音楽はいつもより派手めでした。
 元々シリーズの中でもギャグ成分多めなんですがそこも抜かりなく、撮影用のでかい扇風機でどアップ変顔やちょんまげ姿、ラスボスのグマヂィもゆるゆるでくたくた(すごく好き)とやらかします。
『半沢直樹』と『家政婦は見た!』のパロもあったよw。
 あ、監督はシリーズ総監督の三池崇史です。ちょっと『ヤッターマン』のノリ思い出したり。
つか三池監督何でも撮るよな!

 そしてこのシリーズ、周りの大人やゲストが異常に豪華なんですが、今回のゲスト・黒沢監督役は中尾明慶さんでした。それと助監督の人観たことある!と思ってたら前2作にコジロー役で登場してた大鶴佐助さんでした!(今回の役は別人ですが前の戦士達の事も詳しいという設定です)
前2作にも触れてくれて、当時の映像が少し流れたり…この2作の成功あっての映画だし、ほんの少しでも映画にしてあげたいというスタッフの思いがあったのかも。知らんけど。
 Girls2のメンバーもちょこっと登場。髪型が当時のキャラの髪型なのがまた嬉しいではないですか。
 …贅沢言ったら歌の部分に変身・必殺技バンクもテレビ版の流用なのでもう少し変化ある絵が観たかったかな。

 ラストには謎の意味深な女子3人が登場!既に放送が始まってる第4作目『ポリス×戦士ラブパトリーナ』の子達なんですが…あれ1人?知らない子がいる?そしてそこにひょっこりとサライちゃんが入って…計4人!
…うあああああ〜!!これ本当ならすげえサプライズ映像だったんだ〜!!
 最初の3人の中の1人はまだ発表されてない追加戦士?いや今作サポートの子がいたっけどっちかな?この3人が初期メンバー?と思ってたらあのサライちゃんも加わるの??どういうこと〜!!って…ああああああ!!(5月と8月の頭が混ざって若干混乱★)
実際サライちゃんは初期メンバーだったという(そして他3人のうち2人がラブパトで1人がサポートメンバーでしたややこしくてゴメン)…ああ〜うまいこと仕込んでたのにぃ〜!!
コロナめぇ〜!!!!

 …と、時たまコロナの事がちらついたりもしましたが、全編お気楽に楽しめたので来年また劇場版あったらいいなあと…。


2020 tellme shigenaga