diary
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER

2018年12月22日鑑賞

 平成仮面ライダー20作記念。ジオウ・ビルドを中心に平成ライダー達が大集合!!
さらにあの人が登場するサプライズもあるよっ!!


 …普通の高校生常盤ソウゴは下校時に、ゲイツとツクヨミが乗るタイムマジーンに追われる。
そこに時空を超えて現れた電車が地上に激突炎上。電車から飛び降り逃げる少年…。
 ソウゴの様子がいつもと違う?
 少年は竜巻の様なものに巻き込まれ桐生戦兎と万丈龍我に助けられる。
アナザーダブルが現れた。狙いは少年。戦兎と龍我はビルドとクローズに変身、戦う。
すると幻徳と一海が駆けつける。新世界になって記憶がないはずなのに何故かグリスとローグに変身する。
 アナザーダブルは姿を消すが、周囲の人々は『突然始まった仮面ライダーショー』を観たような反応。
 …この世界に何が起こっているのか?



 私にしては珍しく(『レッツゴー仮面ライダー』以来)、初日の1回目を観に行きました。
ジオウとビルドがメインの映画ですが、ジオウの特色の一つに「平成のレジェンドライダーの変身前が登場する事がある」てのがありまして、この映画でも誰かが登場しそうな予感やら噂やらががありまして…。
平成ライダー20作記念だし。
 映画ポスターも何やら匂わす感じ?…しかも今回試写会がなく、何かがいつもと違う…。

 これ絶対『何か』があるよな?な?
それをなるたけ早く観たい!と。それと今回の冬映画、いつもより公開日が遅めで、2018年中に観るのがこの日しかなかったってのもありました。

 まずは冒頭。ソウゴがいつものソウゴと違います。高校でも学業優秀ぽいんですw。模試判定Aとか言ってるし!ゲイツとツクヨミへの反応も違います。すぐ元に戻りますが。
と思ったら今度はゲイツやツクヨミも違ってきます。戦兎と龍我側も同じく。美空に幻徳と一海も登場しますが、前の世界の3人で一海と剣星は変身もします。この辺はコメディ風味で面白かったです。
特に普通の女子高生になったツクヨミの「3点」って…★
 少年シンゴと高校生のアタルと出会い、シンゴを追うティードが出てきて謎はさらに深まります。

 今作の悪役、スーパータイムジャッカーのティードを演じるのは大東駿介さん。
子供泣く寸前の怪しさと怖さで怪演でした。スーパータイムジャッカーとは何ぞや?とかあるけど。
 シンゴとアタルは普通らしさが良くて上手かったです。この二人の話は良かったです。アタルを守ろうとするシンゴがカッコ良くて可愛い。
アタルんちの写真立ての件は「?」ですが。

 ストーリーはややこしめ。メタ要素も強く、特に後半はでちょっと混乱しました。
こんな話なのでドラマ部分が多く感じましたが、これ以上カットすると訳わからんくなるしね。
そして映画ポスターにもクローズアップされてたあのライダー達の要素は…

 まずW。
 風がやたら吹いてたり風都タワーぽいものがあったりしてワクワクさせるものの風麺の主人からウォッチもらうのシーンでガクリ★と。劇場内からも「…ええ…」って戸惑いの声がw。
一海の辺りはもしかして翔太郎だったのではとか?
あと、何故かウォズがあの本棚に…えええ…?
フータロスが過去に飛んだ辺りのウォズの説明もフィリップの台詞回しの様です。
大人の事情が見え隠れ…いや、隠してませんねw。
アナザーダブルの元の人が明かされなかったのも謎です。後々回収されるのでしょうか?

 クウガ部分は遺跡出てきたりとちょっぴり期待もしましたが…。でもバトルシーンのキックやバイクシーンがカッコよかったから…うん。

 そして電王部分。
この映画ではかなり要素絡んでて映画オリジナルのイマジン・フータロスも登場します(いい奴)。
フータロスの声は滝藤賢一さんでした。
 契約の仕組みやら砂やら過去に飛ぶトコなど、「そうそう、電王ってこう!」ってなって懐かしい。でも、電王観てないと難しいかな?と思ったり。…どうなんかな?
 あと音楽が佐橋さんなので…『俺、参上!』流れるだけで電王ワールドに!この曲強すぎる。

 …で、後半電王が登場!!次々にフォームチェンジして敵を倒します。
そして…U良太郎姿の野上良太郎が登場〜!!!!!キター!!!!
(デンライナーのオーナーも登場)
劇場内は「おお〜!!」とか「キャー!!」でなく「…ふおあおっ???」って言語化しにくい感じのざわめきが起こりましたw。
右隣の席の大学生くらいのお兄さんと左隣の男の子連れたお父さん、そして私、一斉に前のめりに!!
電王初期のイマジンと良太郎の声が同時に聞こえる形(良太郎の配分が多いかな?)で、何かとってもいい事言ってた気もするが、テンション上がって台詞が頭に入ってこないぞーw!!
ちなみにこのシーンは小林靖子脚本監修。
最後にウラタロスが離れ、目の青色が消えフッっと元の良太郎に戻って…。

 何でU良太郎だったんだろ?とずっと思って観てた。この辺りは後に色々聞いたら納得した。
しかしこの年朝ドラやら映画やら超忙しい佐藤健をよくぞ呼んでくれましたと!
良太郎に戻ってから一言ほしかったとか正直観たかったシチュではなかったけども…公開当日まで徹底して隠し通したのはスゴイなあ。
でも私は前作などのやり方が好きかな。公開まで少しストレス感じたし。
でもこれ公開前に発表してたら拍子抜けしてたと思うから、これでよかったのかも…。

 クライマックスは平成仮面ライダーが次々と登場!!
いつもより戦い方盛ってた?そんな技あった?って人も。でもすごくカッコよくてもう少し観たかったくらいでした。
あの辺りの音楽もテンション高くて良かったです。
バトル時の声は全員オリジナル。ライブラリーもあり新録もあり、ここも嬉しい。

 ちょっと他の事に気を取られすぎてしまい、ジオウとビルドの印象が薄め。すみません。
戦兎の先輩な落ち着きは安心して観れました。ジオウはまだちょっとわからんw。
 あ、あと最初の方の古いダイバーウオッチのエピソードは伏線かと思ってたがそういうのではなかった。

 …年々自分の中で期待のハードル上がってて、その辺はちょっとアカンな〜と反省。
 改めて年明けにもう一度観ました。2回目の方が落ち着いて純粋に楽しく観れましたね。
 平成ライダーファン視点でどこかほっこりもする映画でした。



2019 tellme shigenaga