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『ガス人間㐧一号』

DATA

1960年12月11日公開 東宝

ストーリー

謎多い銀行強盗事件が相次ぐ。事件を追う岡本警部補は日舞の家元・春日藤千代に目をつける。
先代が亡くなり急激に落ち目になった藤千代だったが、最近急に金回りが良くなっていた。
盗まれた紙幣と藤千代が持っていた紙幣の番号が一致し、藤千代が事件の共犯とされ逮捕される。
警視庁に水野と名乗る男が「金を渡したのは僕」と訪ねてくる。水野は事件現場となった銀行の金庫室で盗みのトリックを再現する。
岡本達の目の前で水野が念じると彼の身体はガス化し、檻をくぐり抜けた。
水野は藤千代の釈放を要求し消えていった…。

自分メモ

変身人間シリーズの第三弾。八千草薫演じるヒロイン・藤千代の綺麗なことよ!
けどその美しさは浮世離れ、全く生活感がなく、芸の世界でしか生きられない儚い雰囲気。
水野は今の視点で観ると迷惑な人なんだけど、そう言い切れないものがあるような…。
芸の腕は確かなのに人が寄りつかない藤千代と、夢破れ利用されガス人間にされた水野は、孤独で不器用な生き方しかできない似た者同士で、藤千代も水野を強くは拒めない…。
最後の藤千代の行動はなんだったのか、愛なのか妥協なのか諦めなのか同情なのか絶望なのか、
複雑な心境が垣間見れます。正解はなく解釈は観た人の自由で。
…こういうタイプの特撮作品、最近はなくなりましたね…。

イラスト

『ガス人間㐧一号』
ガス人間第一号・イラスト

4コマ

自己アピール
ガス人間第一号・4コマ


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