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平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
2014年3月31日鑑賞
恒例春の大戦映画です。今回は何と言っても現行ライダーの鎧武をはじめ、1号・X・ZX・555・
ディケイド・W・ウィザードの変身前オリジナルキャストが多数登場です!
さらに平成ライダーと昭和ライダーのガチバトル!この映画で勝敗が決まる!勝ったのはどっちだ?
…
街中で戦う平成ライダーと昭和ライダー。事の起こりは1週間前に遡る。
沢芽市。謎の地下作業で作業員の行方不明事件が起こり、絋汰と舞は地下を調べに。そこで2人は別の世界に飛ばされ1人の少年と出会う。少年は不思議な力を使い逃げるが、2人に捕まる。
少年は柊と名乗るが他の記憶がない。何かやるべき事があると言う。3人の様子を影から見つめる門矢士の姿が…。
柊の手助けをしようとした絋汰の前に一人の男が現れる。「お前の様なひよっ子をライダーと認めるわけにはいかん!」男は本郷猛だった。やはり柊には何か秘密があるのか?そこに謎の怪人軍団が現れる。猛はライダー1号に変身。
絋汰も鎧武に変身、怪人軍団の目的は柊?バロンに龍玄、斬月・真も来て戦うが、そこに見知らぬライダーが現れる。仮面ライダーフィフティーン。フィフティーンの目的はやはり柊。戦うライダー達だが、フィフティーンの強さに圧倒されてしまう。
…絋汰は気を失った柊を連れていつものパーラーへ。そこに士と何故か小さい鳴滝(?)が現れる。さっきの敵はバダン帝国で、柊の能力を使いとてつもない計画を進行中と聞かされる。
絋汰は柊を守る決意をし、そして他の平成ライダーにもバダンの作戦阻止の協力を求めるため動く。
柊の描いた絵から推理して士と戒斗は風都に行き、左翔太郎と会う。翔太郎の仕事を手伝い行方不明の亀を探すハメになる戒斗…。
次に士は乾巧に会いに行くが協力を断られる。そこにバダンの怪人が出現、士はディケイドとなって戦うが、巧は変身することに躊躇する。
…旅立った巧は海辺の町へ。そこで医者を営む神敬介という男と出会う。巧は敬介のことが気になり、診療所について行く。そして敬介に少し自分のことを話す。
以前戦いの巧の手の中で死んでいった草加という男のこと。愛する者を守りため生きたかった草加、生きる目的や意味を見つけられない自分…。
どうしたらいいのかと言う巧に敬介は「自分で考えるしかないな」と話す…。
数日後、バダンの怪人が現れる。巧は少女を守るため555に変身。戦う555を見た敬介もXライダーに変身し、圧倒的な強さで怪人を倒していく。敬介もライダーだったことに呆然となっていた555に、Xはキックを放ち「弱すぎる…」と呟き去っていく…。
…風都。柊は住んでいた家を思い出し絋汰と共に行ってみる。そこには柊の遺影が。
柊の母親は仕事で忙しく、度々柊との約束を果たせないでいた。ある日も約束がキャンセルに。
柊は母親に「きらいだ」と書いた紙を持った自分の写真を送りつける。
心の底からそう思ったわけではないけれど…。
直後、外出し交通事故に遭う柊。柊のやるべき事は本当の気持ちを母親に伝えたいということだった。
一方、士は灯台に佇む女性と出会う。柊の母親だった。
柊の写真を抱き、ずっと後悔していた…。
柊が能力を使おうとしてところに男が現れる。柊の父親だった。息子の柊を蘇らすため、バダン帝国に入ったのだ。黄泉の国であるバダン帝国が生者と死者を入れ替える「メガ・リバース計画」。装置発動には柊の能力が必要だったのだ。
柊を浚おうとする父親を止めるため絋汰は鎧武に変身するが、父親…フィフティーンの力に圧倒される。
そこに士が来て柊と灯台に向かうが、バダンの怪人軍団に柊は捕らわれてしまう。
平成ライダーを集め、柊を助けその願いを叶え、バダン帝国を倒す!!
一方バダン帝国はシャドー・ラインと手を組んでいた。
…集まった平成ライダーの前に昭和ライダーが立ち塞がる。「今回の事態を招いた元凶は平成ライダーにある」という昭和ライダー。
平成ライダー達の死者への想いが黄泉の世界と地上の世界を繋げてしまい、フィフティーンを生み出す結果になったというのだった。
その優しさが生温いという。全く理解できない平成ライダー。両者は戦いぶつかり合う。
次々と倒れていくライダー達。そこにはライダーのロックシードが。残ったのは鎧武だけになってしまう。
ついにバダン帝国の支配者・バダン総帥はメガ・リバース装置を地上へ出現させる。
が、幹部の暗黒大使として潜入していた村雨良が現れた!!昭和ライダーはこのチャンスを待っていたのだった。しかしこの作戦は総帥に見抜かれていた!!本物の装置が現れ、捕らわれた柊の力で作動してしまう。
良はZXに変身し、ライダーロックシードを起動。倒されたはずの昭和・平成ライダーが次々に復活!
ライダー達はヘルヘイムの森に飛ばされていたのだった。バダン帝国との決戦が始まった!
戦闘中、555は草加の霊を見る。死を迫る草加の霊…。
バダン総帥は巨大な骸骨恐竜となり暴れ出す。その様子を目撃したダイゴがキョウリュウレッドに変身、ガビティラを呼ぶ。さらにトッキュウジャーのトッキュウオー、電王のデンライナーが現れ合体!トッキュウオーキョウリュウジンfeat.デンライナーとなり骸骨恐竜を倒す。
…ディケイドは柊を助け装置を破壊しようとするが555が邪魔をする。そこにウィザードの晴人とXライダーの敬介が。晴人と敬介の言葉を受け、生きる決意が湧いた巧は草加の霊を吹き飛ばす。
再び変身し装置を破壊。
フィフティーンに苦戦する鎧武は1号から昭和ライダーロックシードをもらい、1号アームズに。
フィフティーンを倒す。フィフティーンは元の父親の姿に戻る。
昭和ライダー達は柊を囲み「ライダーシンドローム」を発動させる。柊は母親のいる灯台へ。
母親の持っていた写真の「きらいだ」という文字が「だいすき」に変わり、そこに柊と父親も現れる。
再会した親子、願いを叶えた柊は消えていった…。
本郷猛は絋汰達に真剣勝負を挑んでくる。受ける絋汰は鎧武になり、1号と戦う。
その様子を見つめる鳴滝。
1号のライダーキックを受けて鎧武が倒れる。鎧武が背後に咲く一輪の花を守ったことに気がついた1号は、自分の負けを認める。
これからは昭和も平成もなく世界の平和のために共に戦おうと握手を交わす。
鳴滝「仮面ライダーなんて素晴らしいんだっ!!」
…
さて。
冒頭のバトルはやや複雑な気持ちもしたのですが、マスクドフォームから入るカブトとCGエフェクトのついたストロンガーの技を観て、今回はちょっと違うかもと。なるたけ各ライダーの特性をバトルの中で見せようというのがとても伝わってきました。
ラストバトル辺りではクタクタに疲れましたけど。(歳のせいかもw)
そして次々登場するオリキャラ!もっと早よやっとけーw!!
ウルトラもそうでしたが、劇場で観る変身シーンの時の会場の静けさ…あの独特の緊張感にわくわくは、
本物・オリキャラならではです。
ディケイドさん忙しかったですねw。士くんは『ウィザード』のもう1つの最終回辺りから落ち着いてきたような気がします。顔も広いしw。
555とXライダーパートの撮り方や空気感も独特で。草加も草加でしたw。
個人的にはXライダーがセタップの変身だったのが嬉しかったです。設定的にはおかしいんですが。
昭和ライダーの作戦にはちょっと失笑でしたが★
パターンは大体『レッツゴー〜』と似たような。
けど敵側に入り込み幹部にまで出世してバレてたって…村雨良のこの数年間はいったい…★
でも村雨良、カッコよかったです。最近『ジャンパーソン』を観たせいで帯刀龍三郎役のイメージが強かったのですが、やはりヒーローの顔になってました。
…しかし私の思ってる昭和ライダーと作り手の昭和ライダーは何処かの何かが違う…のかな?。
団塊の世代と今の若者とのジェネレーション・ギャップみたいなのをここでやられても…。
でも昭和ライダーに何処か冷たさみたいなものを感じるのはわかる気がする。厳しくもあるし、傍に仲間がいてもいつも『ロンリー』で…。
ずっと戦い続ける戦士であって「特訓」や「根性」な世代には、平成ライダーがウジウジのひよっこに見えても仕方がないのかなあ?
でもなあ…う〜ん★私が昭和ライダーに理想の大人の姿を重ねすぎてるだけなんだろか?
あ、そうそう。バダン総帥の声にはびっくりしました。関智一さんだったそうですが最初合成かと思ったくらい似ていました。これ今後もアリだわ。
柊くん周りの話は良いと思いました。最後に奇跡起きて生き返らないのも良かったです。
ここで終っておけばほんのり切なくも爽やかな後味だったんだけど…w。本郷さん…★
この映画の公開前、投票の結果でラストの昭和ライダーの平成ライダーが戦いの勝敗が決まる!ってやってました。勝敗って何だよ?死屍累々かよ?どっちも好きなんだよっ!!私は投票しませんでした。
ファンがあちこちであれこれ言うにはいいけど、話題作りとはいえ公式が煽ってどうする?
お遊びだと思えばそうなんですけどねえ…。
で、どの様な決着がついたかは↑で書きましたが…本郷さあ〜ん★ライダーってのは名もなき花も踏みつけられない男じゃなかったのかよお〜!!(違。
あ、最後の鳴滝は私らでしたw。
まあもっとエグイのも想像してたからこれくらいで終ってよかったかなと。もしかしたらあれは今時の「特訓」だったのかなあ?
もう一つのラスト(昭和勝利ver.)もDVDでは観れるらしいので機会があったら観たいですねー。
…まあ、ちょびっと不満はあったけども今回の大戦は楽しく観れました♪
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