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劇場版仮面ライダードライブ SURPRISE FUTURE
2015年8月10日鑑賞
『仮面ライダードライブ』の夏映画です。
…
夜、現れる謎の車…。見知らぬシフトカーがデコトラに取り憑き動き出す…。
2015年8月5日。泊進ノ介はベルトさんからお手紙をもらう。でも開けるのは8月8日にしてくれと言われる…。
ある工場にロイミュードが現れ、進ノ介はドライブタイプフォーミュラに変身し戦うが、そこに進ノ介の事を「父さん」と呼ぶ男が戦いを止めようと乱入。訳分からず激しく戸惑うドライブ。さらにベルトさんの様子もおかしい。
ロイミュードに向けてトレーラー砲を発射したが、何故か予想以上の大爆発を起こしてしまい、工場は壊滅する。そこにエイジを追って未来から来た仮面ライダーダークドライブタイプネクストが現れる。二人は逃走。
男は2035年の未来から来た進ノ介の息子・泊エイジだと名乗る。
実はベルトさんのドライブシステムが危険なプログラムで暴走を起こし、世界はロイミュードに支配されたと話す。しかも進ノ介は戦いで亡くなったらしい。未来の映像をタブレットで見せたり形見の焦げた進ノ介のネクタイを見せるエイジ…自分がベルトさんを改造したら、未来は変えられると話すエイジだが、進ノ介はエイジを信じる事ができない。
一方警察の上層部はこの事故を重くみて、進ノ介を指名手配する。特状課も行動を制限される。
この事件を知ったチェイスはハート達を訪ねるが、この件にハート達は関与していないようだ。
…身を隠す進ノ介とエイジ。エイジがコンビニで買い物をしてくる。買った物の中に進ノ介の大好きな飴も入っていた。これは単なる偶然なのか?
エイジは母親の話をする。いつも笑う事ない母親、父親の話をする時は笑うという…。
警察に追われる進ノ介とエイジ。剛が2人の前に。そこにナンバーのないロイミュードが現れ、ロイミュードは剛に任せ、二人は逃走。
2人はベルトさんを改造するため発電施設に到着、ベルトさんの改造を始めようとすると、仮面ライダーダークドライブタイプネクストがエイジを攻撃!!
撃たれたエイジは「ベルトを壊さないで…」と言い息を引き取る。
…進ノ介はダークドライブタイプネクストと戦うため変身しようとするが、ベルトさんの様子がまたおかしくなり変身できない。
そこにマッハとチェイサーが現れるが苦戦、未来のシフトカー・シフトネクストスペシャルが建設用重機を操りチェイサーが大ピンチに。進ノ介はドライブタイプトライドロンに変身してチェイサーを救い、マッハと共にダークドライブタイプネクストを倒すが、ベルトさんが暴走、変身強制解除してしまう。
ベルトさんは進ノ介に「破壊してほしい」と頼み、苦悩した末、進ノ介はベルトさんを叩き壊す!!
…が、目の前に死んだはずのエイジが佇んでいた!!
彼は未来から来たロイミュード108であり、倒したはずのダークドライブタイプネクストであった。
未来で仮面ライダーとして戦っていたエイジを殺害し、エイジになりきっていたのだ。そして進ノ介を騙してベルトさんを破壊させる事に成功。(ダークドライブタイプネクストはオートで動いていた。)
エイジはダークドライブタイプネクストに変身し、呆然とする進ノ介を攻撃…。
…警視庁に進ノ介死亡の報が入り、さらに未来のロイミュードの存在が知らされる。しかし古葉参事官は態度を全く変えない。
霧子は「警察が警察を信じてなくてどうするんです!!」と古葉参事官に詰め寄る。
…その頃無事だった進ノ介はベルトさんからもらった手紙を開け、ある場所を訪ねる。
そこはオールドカーに囲まれた初代ドライブピットだった。進ノ介が来ると流れるように仕込んでいたベルトさんの明るい声が…。そこに霧子が現れ、二人でもういないベルトさんを想い…
そして進ノ介は108と戦う決心をする。
ここにもダークドライブタイプネクストが現れ追って来る!2人は試作機プロトトライドロンに乗る。
進ノ介はマッハドライバー炎にトライドロンキーを挿し、ドライブタイプ超デッドヒートに変身。
警察と特状課も進ノ介の援護に。
…最初に工場には現在のロイミュード108が幽閉されていた。これを甦らすためもうすぐ起こるらしい大規模な落雷を待つエイジ=108。
108の真の目的は「永遠のグローバルフリーズ」を起こす事だった。
ドライブタイプ超デッドヒートで戦うが歯が立たず、ドライブタイプ超デッドヒートも激しいダメージを受ける。
そこに落雷が起こり、エイジはドライブドライバーを捨て現在の108と融合、パラドックスロイミュードになり、地球全体に重加速現象を起こす。
進ノ介は一か八かでトライドロンのキーに保存されていたベルトさんの全データを、捨てられたドライブドライバーに移して、ベルトさんの再起動に成功!さらにエイジが使用していたシフトカー・シフトネクストスペシャルを使い仮面ライダードライブタイプスペシャルに変身。
パラドックスロイミュードを倒し、地球を覆っていた重加速現象も消える!!
…事件は解決したが、エイジにもらった進ノ介のネクタイに変化はない…。
そしてエイジの話していた母親というのはもしかして…????
…
『ターミネーター』みたいだった…とか言ってみるw。(冗談ですよ!)
上映時間いつもより少し短めで、その分濃い内容でした。
本編での流れもあってか、マッハやチェイサーは抑えめで、進ノ介とエイジ、そしてベルトさん中心に話をまとめていたのは良かったです。今まで進ノ介とベルトさんの関係、私誤解して観てたのかなあと。
本編でもしかしたらベルトさんラスボス?とか勝手に思ってましたが、この映画観たらその線はなしかなあ?と思ったり。でも本編まだ続いてるし、あの1分間のエイジ劇場もフェイクだったんでさてどうなるやら?
あ、本編でちらり出てきた悪クリムや蛮野がベルトさんに仕掛けたプログラムってのはこの映画だけの話で、本編にも絡むんだろか?
…どこまでが本当でどこまでが嘘だったのでしょう?どれぐらい未来が変わったんでしょう?
パラドックスロイミュード倒して未来良い方へ変わったぽい、スッキリ!!でなく、あえて「もやり」としたのを残した後味で印象残りました。
前の映画(MOVIE大戦フルスロットル)の時も書いたけど、進ノ介…竹内涼真くんの泣き演技はさらに磨きかかってましたねー。
エイジ役は真剣佑くん。あの千葉真一の息子さんです。正直この映画、この人を観るため行ったと言っても過言でなくw。結果、悪役演技もあり期待以上のものが観れました。
この人なら主役いけそう。華あるし動ける人だしもう少しアクションも観たかったです。
特状課の皆さん…見せ場もあったことはあったけどもう少し活躍するのかと思いました。
ちょっと『踊る大捜査線』的なトコが悪い意味で目についたかなあ?霧子が「警察が警察を信じなくてどうする?」とか言ってましたが、この前まで上層部にロイミュードいたんだしなあ…。
本編もそうなんだけど、「刑事もの」としては若干不満もあります。
あ、次のライダー、ゴーストさんちらりと出てきました。お話には特に絡まず、霧子と現さんが目撃したという形です。
体ごつめだけどゆらゆら〜ふわふわ〜してて指の動きなんか「オバケだぞお〜」でした。
変身前は登場せず、キャストも(この時点では)謎ですた。
説明台詞が多くて、もうおばちゃん最近長いカタカナが頭に入ってこなくてなーw。
アレとアレ使ったら新しいタイプのライダーが!とか少し都合よすぎて、その凄さというかレア感みたいなのは物足りず…ていうか、互換性あり過ぎw。
…『ドライブ』の映画としては全体通して良かったと思います。
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