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仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス
2015年12月14日鑑賞
仮面ライダーの冬映画。冬映画と言えば前作のライダー編と現行のライダー編、そして共闘編といった構成でしたが、今作は１つのお話で進む構成になってます。
思い出せる限りストーリー書きましたがエピソード前後してたらすみません。
…
ロイミュード殲滅・ベルトさんとの別れから３ヵ月。進ノ介は捜査一課に栄転されていたが、やる気が起きない。霧子に贈る指輪も買ったがなかなか渡せないでいた。
進ノ介は霧子に連れられ警視庁の理事官になった本願寺の所へ。
最近科学では説明つかない事件が相次いでおり、現場には必ず坊主と女子大生がいるという。
進ノ介と霧子は本願寺からこの事件の捜査を命じられる。
…一方、宝石店で姿の見えない宝石泥棒が現れ、タケルは眼魔の仕業と敵を追う。
大天空寺を訪ねた進ノ介と霧子は住職代理の御成とアカリに会う。
そこに逃げてきた眼魔A（眼魔スペリオル）とタケルが乱入、タケルはゴーストに変身！！
ゴースト以外には眼魔は見えないので一人暴れてる様…そこに帰国した剛が来るが、ゴーストを暴れる怪人と思いマッハに変身。ハーレー博士が新たに作ったマッハドライバーを剛から受け取り、ドライブタイプデッドヒートに変身する進ノ介。
さらにマコトも来てスペクターに変身しカオスバトルに★
眼魔Aが姿を現し、誤解も解け、４人のライダーは共闘し眼魔を倒す。
…進ノ介と霧子にタケルは事情を説明。すると突然モノリスがワームホールを作り出す。その奥にタケルの父・龍の姿を見つけるタケルは思わず駆け寄るが、止めようとした進ノ介と共に消えてしまう。
２人は寺の庭に投げ出される。でもそこには死んだ筈のタケルの父親・龍がいる？
…と、庭の草むらに何故かベルトさんがいる（落ちてる？）のを発見！！
でもベルトさんは進ノ介を知らない。
２人は龍に見つかってしまう。咄嗟に弟子入りを頼む。そこに眼魔が現れる。戦う龍だがピンチに。
２人はゴーストとドライブ（ゼロドライブ）に変身し戦う。
弟子になった２人。そこに幼い頃のタケルとアカリが…ここは10年前の世界だった。
幼いタケルとアカリは「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に行くが休館。積極的なアカリに引っぱられ勝手に潜入…アカリはダ・ヴィンチに憧れていた。子タケルといえば特に尊敬する人も夢もなくどこか醒めている。
そこに何かが来てアカリをさらう。それはラファエロ眼魔だった！ゴーストハンターである龍が来てラファエロ眼魔を倒しアカリを救う。その様子を影から見ていた２人。
夜。進ノ介とタケル・子タケル３人でお風呂に。父親の職業も古風な生活好きでない子タケル、聞いたタケルは熱く諭す。
２人が寝ようとしてると、共に過去に来たコンドルデンワーのベルが鳴った！！
出ると現代の皆からだった。
２人が過去に行った事で『バタフライ・エフェクト』が起こり、10年後の未来（現代）が変わってしまった。
倒した筈のロイミュード達、３人の幹部も復活。しかも眼魔達と手を組んでいた。
そして剛の前に死んだ筈のチェイスも現れる。チェイスは剛達の側につく。
一方、２人を現代に戻すため沢神りんなも駆けつけ、アカリと共にワームホールを作り出そうとする。
戦う剛・チェイス・マコトの前に本願寺が現れ、仮面ライダー純に変身し敵に突入！！
さくっと瞬殺！！本願寺、死亡…。
…本願寺の葬式がしめやかに執り行われ…
本願寺目を覚ます！！本願寺は夢の中で仙人に出会い現世に戻された…らしい。
そして眼魔を倒すには眼魂が必要。過去の２人は寺のある場所にに眼魂を箱に入れ埋める。
何故かタケルはここから戻りたくない様子？進ノ介はあの指輪も一緒に埋め、過去の皆に連絡。
指輪を見つけ驚く霧子…。
眼魂を使い敵に挑むマッハとスペクターだが…ラファエロとミケランジェロに強い思い入れがない人には眼魂は全く反応せず…。
タケルは「明日が父の死んだ日」、と進ノ介に話す。どうしても父を救いたい。守りたい。
進ノ介も父親を亡くしその仇をとったのでタケルの気持ちはよく解ると言い２人は残ることにする。
「父の死んだ日」が来た。しかしアカリがミケランジェロ眼魔にさらわれる。
龍が何とかミケランジェロ眼魔を倒すが、アカリは何処かに連れ去られてしまう。
しかし何処にいるのかわからない。コンドルデンワーを使い現代のアカリに聞くが、この記憶がポッカリと抜け落ちていた。
りんなの装置で封印されてる記憶を蘇らせる。教会…。大聖堂。
アカリを救出に行かねば…。うろたえる子タケルを厳しく叱るタケル。勇気が出た子タケルに剣と偉人の本を渡す龍。４人は大聖堂へ。奥に洞窟…そこに囚われたアカリがいた。
ダヴィンチ眼魔の誕生の為、ダヴィンチへの思いをを利用されるアカリ。
一歩遅くダヴィンチ眼魔が誕生してしまう。眼魔コマンド達が現れ、戦う４人。
無事にアカリを救出しダヴィンチ眼魔も倒す。
…現代ではダヴィンチ眼魔を倒した事で、ロイミュード達も消滅…もちろんチェイスも…
剛と二度目の別れ…。
子タケルがダヴィンチ眼魂を回収しようと駆け出す。
すると倒した筈のダヴィンチ眼魔が現れ子タケル攻撃を…龍が子タケルを庇い倒れる！！
龍は残った力でワームホールを作る。龍はタケルが成長したタケルだと知っていた。そして呼び寄せたのは自分だと告白。タケルは進ノ介と共に現代に戻される…。
龍は絶命し泣き叫ぶ子タケルだけが残った…。
戻った２人だがタケルは父親を救えなかったショックから立ち直れない。
そこにダヴィンチ眼魔が現代にも現れた！！
何とか立ち直ったタケルは進ノ介と外へ。そこには物凄い数の敵が。
皆揃って戦おうとするが、現代にはベルトさんがいない！進ノ介が思わず叫ぶと地中からトライドロンと共にベルトさんがやって来る！「こうなる事は10年前からわかっていたよ！」
変身。霧子や御成達も戦うが、ラファエロ眼魔とミケランジェロ眼魔、ダヴィンチ眼魔が合体しルネサンス眼魔に進化！！その力に圧倒される。
ピンチの中、龍の幻を見るゴースト。それはトウサンゴースト眼魂になり、ゴーストはトウサン魂に！！
イグアナゴストライカーとライトブースターが合体し、２人でルネサンス眼魔を倒す！！
…その様子を遠くから見ている謎のライダーが…。
…後日。霧子の指にはあの指輪が。進ノ介の前で手を上げて微笑む霧子…。
プロポーズの返事はOK！！
そして、タケル達も招かれて進ノ介と霧子の結婚式が行われた…。
…
では感想を。
ドライブ最終回の辺りの共演はなかったみたいになってて、矛盾点もあるのでパラレルと割り切った方がいいようですね。
まずドライブ側…これ、ドライブ好きにはどうなんだろうなあ…と。
最終回、これからは刑事として頑張る…で終わったのに、最終回どこいった？
本編でいい見せ場もらって最期を迎えたロイミュードの幹部達やチェイスがさくりと復活。しかも幹部３人は最期の記憶なく単なる再生怪人化。何故かチェイスは都合良く味方側。
別に無理くり出さんでも…。チェイス消える時ももう少しタメが欲しかった。
ベルトさんも何故か庭に落ちてるし、クライマックスの登場もちと強引だし（またベルトさんの秘密主義？）…。剛の持ってきたドライバーも「何でまた何のために作った？ベルトさんの思いは一体…」とかなった。
生き生きとしたマッハの名乗りが見れた、とラストの結婚式の霧子が柔らかい表情で凄く可愛かった！という良い所もあったんだけども…。
プロポーズに結婚式…正直もうこれぐらいしか残ってないってくらい本編ではやり切ってたのにちょっと蛇足感あったなあ。
ゴースト側は子役がとても上手かったし父親役の西村和彦は元戦隊の安心感あり。超強いし。
タケルも頑張ってたし御成は何やっても目立つしｗ。でもどうして過去に呼べたのか、呼んだのかはわかんなかった。ワームホール作れるって父さんどんだけの能力者…本編でもまだ父親の謎が多いだけに明確にできなかったのかなあ？
そもそも偉人を敵にしちゃうのっていいのか？もしかしたら最初の企画は偉人が敵モチーフだったのか？
そしてマコトのキャラは…？映画公開までには和解する段取りだったのかもなあ…。
親子（とタケルと子タケル）の話自体はとても良かったです。
最初は誤解でバトルになるけど、全体的に皆仲良くてそこも良かったです。
進ノ介とタケルもいい感じのコンビになってたし。進ノ介のキャラは本編より好きかもｗ。
お風呂のエピソードがとても良かったです。
おっさん２人のコントは…長いわっ！！そして何故あそこで葬式するｗ？
りんなさんとアカリのリケジョコンビが卒塔婆使って戦ってたけど…シルバー仮面かよｗ！！
アクションは、霧子も久々に動いて皆見せ場もあったけど、ああもう「いつもの」やつです。
殴る蹴る・物理物理物理多用。武器やタイヤコーカンの技とか少なくて、何かドライブのバトルに見えなかった。シンゴウアックスって最後壊れたっけ？何か「映画だからアクション見せよう」って感じなのかもしれないけど違和感あった。
クライマックスも「いつもの」でした。ナパーム凄かったけどね。
…パンフの脚本家さんのインタビュー読むとプロデューサーからの無茶ぶりにビックリ！
ライダーは初代しか知らない特撮書いたことない（アニメはあるが一般ドラマメイン）返事してないのに資料送ってくる時間があまりない予算ないドライブの結末知るのギリギリマコトの名前も決まってない脚本の３分の１カット…泣ける…。
ホント気の毒で同情しちゃう面もあるけども…何でいきなり映画書かせた？
もう少しプロデューサーさんと詰めてほしかったなあ…。
配分やキャラのブレは（一人除いてｗ）感じなかったし、テーマの語り方も上手かったと思うし…ゴースト本編も書いてほしいトコロです。これはマジで。
あと、予告なかったので来年は春映画しないのかな？と思ってたら、するらしいですよ。
…えと色々愚痴ったけど、実は鑑賞後の気持ちは爽やかで。不思議な映画だった…。
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