diary
劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間

2016年8月8日鑑賞

 仮面ライダーゴーストの夏映画です!!


 今日は深海カノンのバースディ。皆で食事するが、席を外す天空寺タケル。タケルはゴーストなので食事をする事ができない。アカリがタケルの傍に。タケルが生き返るようにと指切り。
 すると空に不思議な虹色の光が。見知らぬ敵…謎のライダーが現れる。ダークネクロムR・B・Yにダークゴースト。タケル・マコト・アランはゴースト・スペクター・ネクロムに変身して戦うが苦戦、ゴーストの持ってる英雄の眼魂が消滅。
虹色の光に戻る敵ライダーを追うタケル達。御成・アカリ・カノンも光の中へ吸い込まれる…。

 …気がついたタケルの傍にはは宮本武蔵と妻のおつうがいた。けど武蔵はタケルと共に戦った記憶がなかった。
 中心の村に行くと沢山の偉人達が自由気ままに過ごしていた。ここの誰もタケルを覚えていない。
孤独を感じるタケル…。
 その頃マコトは海に打ち上げられ、何者かに救われる。
 アランと御成・アカリ・カノンは砂漠の様な場所を彷徨っていたが、砂地獄の様なものに巻き込まれる。

 タケルはアラン達と合流。するとそこにダークネクロムR・B・Yとダークネクロムが現れ、偉人達を攻撃、倒れた偉人達は眼魂になってしまう。タケル達も戦うが、沢山の偉人達が倒されていく。
ダークネクロムは昔病気で死んだアランの兄・アルゴスだった!!
さらにカノンが連れ去られる。カノンを助けたくばダーウィンの眼魂を持って来いと言うが…。
 村には倒されていなかった石川五右衛門にロビンフッド・卑弥呼が残っていた。さらに宮本武蔵も合流し、皆で世界の中心にある塔に向かう。

 一方、目覚めたマコトは偉人のダーウィン…と、マコトの父・深海大悟と会う。
幼い頃何も言わず、マコトとカノンを置いて何処かに行ってしまった大悟。マコトは父を許せずいた。
すぐ父の元を離れ、アカリ達と再会するマコトだったが、カノンがさらわれ、ダーウィンの眼魂が必要と聞くと、また父・大悟の元へ。しかし大悟はダーウィンの眼魂を渡さない。大悟はゼロスペクターに変身、マコトはスペクターに変身し戦うことに…。

 塔に向かっているタケル達の前に刺客。そこに見知らぬライダーが現れ助太刀してくれる。その名は仮面ライダーエグゼイド!!
先に進んでいくが、また敵が現れ、宮本武蔵達も倒されて眼魂にされる。

 その頃、塔に監禁されているカノンの前にゼロスペクターが現れる。カノンはゼロスペクターが大悟と理解する。
 実はアルゴスはタケルと同じように仙人から「生き返りたければ15個の英雄の眼魂を集めよ」と言われていた。そしてアルゴスのお目付け役として大悟が就く。
 しかしアルゴスは仙人に不信感を持ちグレートアイの存在を知り、やがて全ての人間をゴーストにしようと企むようになった。
アルゴスは100の英雄の眼魂とダーウィンの眼魂を手に入れ、ある『器』に入れる計画を進める。
 そこにゼロスペクターが現れ、計画を止めようとアルゴスと戦う。
マコトとカノンが駆けつけるが、ゼロスペクターは敗北する。マコトとカノンに「戦いに巻き込みたくなかった」と告白、しかし大悟は消滅…。父親の思いを知る2人…。

 アランもアルゴスを止めようと説得するが聞き入れてもらえず。
ダーウィンの眼魂を手に入れたアルゴスは他の眼魂と共に『器』へ…。
 その『器』とはタケルの肉体だった!!衝撃を受けるタケル。
アルゴスは仮面ライダーエクストリーマーに変身する。このままでは全ての人達がゴーストに…。
けどエクストリーマーを倒すと、タケルの肉体も失われ、生き返ることはできない…。
アカリ達の体に変化が。このままでは皆ゴーストに…タケルは戦うことを決意。
「みんなでごはん食べたい」と言って戦いへ…。
…エクストリーマーは倒したが、タケルは消滅してしまう…。

 一ヶ月後。
灯篭流しをするアカリ達。そこにタケルが!!
英雄の眼魂のおかげで皆の前にまた現れることができた。でもタケルの肉体は消えたまま?
 果してタケルは「生き返る」ことができるのか?



 すっごくしっかり仮面ライダーゴーストのテイスト溢れる映画でした。
いい意味でも悪い意味でも。
この映画もおっちゃん(仙人)が悪いんかいーw!!!!
 かなり重要なエピソードがいっぱいで、これもう少し本編で絡められなかったのか?という気持ちが。
 マコトの父もアランの兄も描写不足。アランにもう一人兄がいたとか(長男)いつも唐突だなあw。
「優しかった兄」の回想の絵くらいほしかったよ。しかもアデルとアリア出てこないし。
大悟も…かなり変な人だよね…。(結果的に2人巻き込んでるし…)
 偉人村のなんとも言えないチープ感に軽く脱力…★外国の偉人が明らかに日本人…いいけど…いいけどもさ…。こちらが「あれは偉人なんだ、英雄なんだ」と思い込んで観る能力が必要です。
 ラストもタケル戻って来るとわかってはいても、もう少し余韻がほしかった。消えてから一か月経ってるらしいけども、かなりあっさり戻って来たみたいに見えて…。

 でも何かが凄く雑なんだけども何故か嫌いになれないんだよな…ゴーストって。なんなんでしょ?
 あ、エクストリーマーの盛り過ぎデザイン好きです。

 …個人的に最後はタケルは生き返らない方がいいと思ってるんだけど、最後の最後までどうなるかわからないのが仮面ライダーゴースト。
作り手がどこまで本気で「命の大切さ」を描きたいのか、まだわかりません。
キャラに情が移ったとか主人公が頑張ったから・奇跡をおこした…から生き返るなんてのにはしてほしくないです。主題歌の意味も霞みますしね。
 本編、もうクライマックスですが、どうなる事やら…。


2016 tellme shigenaga