diary
ゴーカイジャーゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

2011年6月13日鑑賞

 基本は『VSシリーズ』、前作戦隊と現戦隊が出会って揉めて和解して復活怪人達を協力して倒すヤツです。ぶっちゃけ。…がっ!今回はっ!
東映創立60周年&スーパー戦隊35作目でもある記念作品、エライ事になってます!
 『ゴーカイ』始まる前にほぼ冗談で「全員揃ったりしないかなあ?無茶だよね、はははは〜」なんて言ってたんですが…やっちまった★

 冒頭は『ゴーカイ』第1話でも出てきたレジェンド大戦から始まります。何かもう200人近いカラフルなのが戦ってて凄い絵です。この大戦だけで1本観たいくらい。
ウルザードパパもボスも一目置く、ここでのリーダー・アカレンジャーの安心感がハンパないです。声も中の人もオリジナル!
しかし敵を殲滅したものの、彼らは変身能力を失い、レンジャーキーとなって以下ゴーカイ1話。
…戦いに参加していたゴセイジャーも力を失ってしまったのです。そこに同じく力を失った明石暁(ボウケンレッド)桜山早輝(ゴーオンイエロー)谷千秋(シンケングリーン)梅盛源太(シンケンゴールド)の姿も…。

 (でゴーカイ本編の流れへ)
ゴセイ5人は派手に行っちゃってるゴーカイの存在を知り、自分達のキーを奪うという行動に出て取り返し、天装!
 人とは少しずれたトコのあるゴセイ達、ここでも思いきってます。他の戦隊は…おとなしいですよねえ?いや様子見してるのかな?
さらにゴセイは「ナイトさんのキーあるでしょ?」ゴーカイ「知らんがな」ゴセイ「持ってるがな!」
ゴーカイ「勝手に取んなや!」ゴセイ「元々うちらのじゃ!」…大揉め★

 その頃。復活した黒十字王がザンギャックと手を組み、復讐を開始する…。
(黒十字王の声は神谷明。最近は悪役声がはまってきました)
 一方。子供達にアンパンを配るおじちゃんが…彼はデンジブルー・青梅大五郎!
そこで父からもらったエコロボ…いやダイデンジンの玩具を持った男の子と出会い、胸熱!次の幼稚園に向かう途中、フラフラ歩くサラリーマンが車道に…!彼を助ける出前途中の青年、天火星・亮(リュウレンジャー)!車から出てきたのはウメコ(デカピンク)。話を聞くと、リストラに遭い絶望してると言う…。
お金もなく「高く売れるんじゃないか」と取り出したのは「バリブルーン」…。
3人は変身能力を失っても自分達のやれる事をやっていた。サラリーマンを励まし…。

 …戻って。揉めてるゴーカイ・ゴセイの目の前に黒十字王が現れ、ダゴン・ブラジラ・ヨゴシマクリンタインが復活!気がつくと皆バラバラになり敵の作った空間に送られていた。
マーベラスとアラタがブラジラの作った空間に、アイムとハカセ、エリとハイドはダゴンの空間、ジョーとルカ・アグリとモネはヨゴシマクリンタインの空間へ。
最初は揉めたりもしたが、次第に認め合い助け合い共通の敵相手に共闘し、各ボスを倒して戻って来る十人。
 互いのキャラが生きる見せ場。特にゴセイジャーは先輩の余裕ができたのか、本編よりも生き生きしていました。

 …しかし黒十字王はレンジャーキーの箱を手に入れ、戦隊を復活させてしまう!
魂のないただの人形、ただの皮みたいなものだが先輩相手に戦うのは気が引ける…しかしここはやらねばっ!
アカはアカ同士な感じで色分け合戦!先輩戦隊達は人数は多いけどそんな強くない。たぶん正義の心がないからでしょう…。
なんとか全部をキーに戻したものの、十人はもうクタクタ★

 黒十字王はそこを待ってたとばかりに攻撃の手を緩めません!どうなる?ゴーカイジャー、ゴセイジャー!

 …黒十字王の攻撃にボロボロになるゴーカイ・ゴセイ。もう駄目か…と思われたその時、箱のレンジャーキーが激しく光り別の空間が…。
そこには光り輝くレンジャーキーと共に次々と現れるレジェンド大戦の戦士達が!
海城剛(アカレンジャー)・番場壮吉(ビッグワン)・立花レイ(ダイナピンク)・黒田官平(ゴグルブラック)・郷史朗(レッドワン)・炎力(レッドターボ)が力強くゴーカイ・ゴセイを励ます!大きなお友達感涙シーンです!台詞が歌の歌詞絡みなのもニヤリとさせます。

 「俺達に力をくれえぇぇぇぇー!!!!」
するとまた激しい光、実体化したスーパー戦隊達がズラリ並ぶ!再び変身したゴーカイとゴセイで黒十字王を倒す!!!!

 だが!ここで終わらない!黒十字王は超巨大化し黒十字城となり街を破壊し始める。
スカイツリーもヤバイ程デカイ黒十字城、ゴーカイオーとゴセイグレートで戦うが全く歯が立たない。
避難して戦況を見守っていた望(中学生になっている)や先ほどの幼稚園児・サラリーマン達だが、人々の間から徐々に絶望の空気が漂い始める…。
そこを率先して声援を送る望。周囲の人々も応援の声を上げ始める。
「がんばれー!!!!」
その声を聞いたゴーカイ・ゴセイ。気持ちを立て直す。

 その時!幼稚園児が大事に持っていたダイデンジンが光る!サラリーマンが持っていたバリブルーンも光を放つ!サラリーマンが叫ぶ!
「行け!バリブルーン!!!!」
バリブルーンが実体化し飛び立つ!各地にある戦隊ロボ達も実体化しズラリ勢ぞろい!
 (BGMはゴレンジャー世代歓喜!号泣!『進め!ゴレンジャー』!ここの高揚感すごすぎですっ!主題歌力がハンパないっ!)

 次々と必殺技を黒十字城にぶち込んでいくロボ、とどめはゴレンジャーの大いなる力を手に入れたゴレンゴーカイオー(バリブルーンと合体)で黒十字城を倒す!

 …後日。ゴセイ達はキーをゴーカイ達に預け、ゴーカイジャーは新たな戦いへ進む!

 …正直東映さんがここまでやってくれるとは思いませんでした。サービス凄かったです!
ラストロボ集合はほとんど写真合成だったり過去のバンクだったりしますが、バリブルーン実体化&主題歌の流れと異常な絵のテンポとゴチャゴチャ感でうまくごまかしてましたw。
 戦隊の映画としては長めでしたが、だいたい戦ってるし飽きさせない構成にはなってました。
戦隊対戦隊はわかってはいてもやはり複雑…★(絵的に)今度は皆が共闘する映画が観たいなっw!
 あと、テレビの主題歌流れるのはやっぱいいですね。子供達も口ずさんでていい感じでした。
隣の席の男の子が「ぼくさいごなきそうになっちゃった」なんて言ってました。

 おばちゃん、ゴレンジャーでマジ泣きしたけどなっw!


2011 tellme shigenaga