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仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判
2018年5月21日鑑賞
アマゾンプライムビデオで配信されていた『仮面ライダーアマゾンズ』のシリーズ完結編です。
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残るアマゾンは水澤悠と鷹山仁の二人になっていた。
二人を追う4C(対アマゾン用の特殊対策機関・特定有害生物対策センター)黒崎隊、そこには水澤美月の姿もあった。水澤悠を見つけた4Cは悠を攻撃駆逐しようとする。
美月が悠を庇うが、攻撃の弾が美月の脚に当たり負傷、悠と美月は湖に落ちてしまう。
…ある村の子供達に助けられた二人は、子供達の暮らす養護施設切子聖園に招かれる…。
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実は私はアマプラに入ってないので、アマゾンズはシーズン1のBS朝日の編集版しか観てないのです。
(シーズン2のストーリーは観た人達の感想等で大体把握)こんな状態で完結編を観ても大丈夫かな?と思いつつも観ました。…ほぼ問題なかったよ!
…つか、映画公開までにTTFCで配信されると思ってたんだよ、この映画の前に劇場でシリーズ1・2の再編集版公開されたけど、短期間で近所では上映されなかったのと時間が合わず観に行けなかった…。
アマゾンズはテレビの仮面ライダーより年齢層高く『大人向け』として作られてて、テレビ地上波ではできないテーマや描写も特徴の一つでした。、なのでアレを映画館で観るのはキツイかもでもレイティングは全年齢だし(ちなみに『仮面ライダー THE NEXT』はPG12)いけるかな…?と、ちょっとドキドキしつつ観に行きました。
観てみると、話自体はエグいけど、グロ描写やホラー映画的なの驚かしは控え目だったように思えました。画面は暗めだったけど。グロ描写はシーズン1の編集版より抑えてた気もする。
シーズン2なんて感想読んだだけで心臓バクバクで夜眠れなかったもんな…。
思ったより怖くなかった反面、作品の魅力の一つを失った気もして勿体ないなあ…と思ったり。
今回の映画化…東映さんちょっと色気出しちゃいましたか?
ストーリー、霧子聖園の辺り、この部分だけ観てると面白かったんですが、これまでのアマゾンズとは世界観(倫理観)が違うように感じました。
…畜産計画、効率悪そうだし脱走者出るなら脳改造しようよ…。美味しくない個体もあるより実はものすごく美味いとか、不老不死になる(らしい)とかの方が説得力出たような…。
道楽の一つらしいけど、セレブ達が壊れすぎてた…★あと、子供死にまくり★
この辺り観てて、藤子不二雄F先生の短編SF『ミノタウロスの皿』を思い出したんですが、あれは別の星の話だし…。
完結編なので悠と仁の決着はつきます。
その前に二人共ある一線を越えるんですが、悠は「ああ…越えてもた」があったけど、仁さんの部分はちょっと分かりにくかった。…つか「あの人」一応人間だったのか。
今回で決着せず、スピンオフでもよかったかな?
あ、ラスト辺りの橘氏脚撃たれての暴れっぷり?…は浮いてたなあ。巨匠の悪い癖が出た気も。『笑ってはいけない』でした。私は「アウトー!!」でしたが。あの中でシリアス演技できる役者さんはすごい。
完結編としての終わり方…はこれでよかった…というのも変だけど納得はしました。
(正直もっとエゲツない事になるかと覚悟していた。)
…アマゾンズは、これまであった大人向けライダー『真・仮面ライダー序章』や『仮面ライダー THE FIRST・NEXT』で挑戦したけどうまくいかなかった(ように思う)部分が修正されて、作り手もやりたい事をやってるように見えて熱があり楽しそうだったし、固定ファンもついていたと思えただけに、今作で微妙なズレを感じたのが残念でした。
今回の脚本、エグゼイドを書いた高橋さんは好きなんだけど、やっぱりアマゾンズは最後まで靖子にゃんで行って欲しかった…。
多忙だったのかも知れないんですが、もしかしたら『決着』書きたくなかったのかな?知らんけど。
『ショッキングなお話』のタイプが違う…ように思えました。
…でも今作観たら、シーズン2を観たくなりましたよ…。夜中観るの怖いけどw。
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