diary
映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン

2023年7月28日鑑賞

 キングオージャーの夏映画です!


 ギラ・ハスティーがシュゴッダムの新しい国王となり、その戴冠式が始まる。
そこに女性が現れる。彼女はデボニカ、ギラとは幼馴染だがある日突然姿を消した。
 新たに即位する国王は、死の国ハーカバーカに行き先祖に挨拶せねばならない決まりがあった。
デボニカはハーカバーカへの道先案内人だった。
ギラはシュゴッダム初代国王ライオニール・ハスティーと出会うが…。


 今回のキングオージャーの映画はテレビ本編第23話のラスト辺りに入るお話で、もしかしたら後々の本編にも関わるかもしれない部分もあったかな?という映画でした。
 本編と同じく背景画が作り込まれていて美麗で凄い。
凄いけど描き込み過多で逆に目が滑る。
お話も設定とか理解できるけども何かが解りにくくて消化できない。
(私がファンタジー少し苦手なトコもあるので…すみません。)

 今回の戦隊映画も25分くらいなので詰め込むだけ詰め込んだ感じ。
メインのギラの話だけでなく、カグラギとイロキ、ヒメノと両親の話も組み込んでたのでちょっとゴチャゴチャしていて…やっぱり40分くらいほしかった。
上堀内監督特有の「間」の癖は今作は控えめだったけど、若干癖は残ってた。

 主題歌は流れず、変身後バトルも少な目、巨大戦もなし(その分第23話でガッツリやってたけど。こっちを映画に持ってきた方がよかったような)…それでもやっぱり尺が足りない。
割り切ったな思い切ったな…とは思うけども。

 初代国王ライオニール・ハスティー役は中村獅童さん。
大きな声で萎縮させるって感じではなく静かめな佇まいだけど、圧が凄い。
 デボニカ役は佐倉綾音さん。この方存じてなかったんですが、声の出し方が声優さんかな?…と、家帰ってパンフ読んだらやっぱり声優さんでした。
しかも『新幹線変形ロボシンカリオン」の主人公速杉ハヤトの人だった!
おいおい、むっちゃ知ってるやんか…★
歌も披露されてたけど良かったですよ。
 イロキ役は雛形あきこさん。トウフ国前女王殿ですが、カグラギの裏切りで王位を追われたとのこと…どのような事があったのか、具体的に語られなかったのでもしかしたら本編で詳しくやるのかな?
雛形さんの悪の?女王も流石でした。

 『戦隊映画』としては若干???な映画だったかな。
…ギラの邪悪の王ぶりっ子がどうも苦手なので辛かった…★
でも本編24話でで止めてくれたので、ちょっとホッとした。


2023 tellme shigenaga