『モスラ対ゴジラ』
1964年4月29日公開
製作・東宝 配給・東宝
ゴジラシリーズ第4作目
*海外版
『GODZILLA vs. THE THING』1964年9月17日公開
超大型台風が中部地方を襲う。毎朝新聞記者・酒井、カメラマン見習いの中西、京南大学の生物
学者の三浦は、被害の遭った倉田浜干拓地の漂流物から謎の物体を見つける。
…一方、中静乃浦の海岸には巨大な卵が打ち上げられた。
ハッピー興行社の熊井とその黒幕・虎畑は、卵を買い取り建設中のレジャーランドの目玉にしようと企てる。
そこにインファント島から来た小美人が「卵を返して!」と訴えるが、聞き入れてもらえない。
卵はモスラの卵だった。小美人は酒井達と出会い、卵を返すよう熊井に交渉するが失敗。
小美人は人間に幻滅し、モスラに乗って島に帰ってしまう。
…その後、漂流物から放射能が検出され、酒井達は再び倉田浜干拓地を訪れる。
するとゴジラが出現し、四日市コンビナートや名古屋市を破壊。
酒井達はゴジラ撃退をモスラに頼むため、インファント島に行くが…。
怪獣対決も定番化。今回の対戦相手はモスラです!
お話は先の『モスラ』(1961年)とは直接繋がってないけど、『モスラ』観てた方が解像度は
上がります。
ゴジラはヒール役に徹していて、テレビ塔に尻尾挟んで倒すわ、ズリ落ちたはずみで名古屋城
壊すわとドジっ子な面も。
社会風刺やメッセージ的な台詞もあるけど、説教臭くなく、カラリとした娯楽作品です。
ゴジラ好きには悪いけど、これはモスラの映画かなあ?
インファント島の怪骨さんの存在感が好き。
『モスラ対ゴジラ』

『ゴジラ対モスラ』モスラ幼虫

『モスラ対ゴジラ』インファント島の怪骨

敗戦の理由

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