『三大怪獣 地球最大の決戦』
1964年12月20日公開
製作・東宝 配給・東宝
ゴジラシリーズ第5作目
異常気象で連日猛暑日の日本。ある日、黒部峡谷に巨大隕石が落下した。
同じ頃セルジナ王国の王位継承者・サルノ王女の来日が決まる。しかし王女を乗せた特別機は、
反政府一味により爆破され、王女の生存は絶望的とされた。
程なくして、金星人の末裔を名乗る女性予言者が現れ、地球の危機を訴える。彼女はサルノ王女に瓜二つだった。来日していた反政府の暗殺団はテレビで予言者の存在を知り、王女だと見抜き行方を追う。
一方、来日中のインファント島の小美人は、予言者の言葉を信じて日本に留まっていた。
やがて予言通りか、阿蘇山からラドン、海からゴジラが現れる。更に巨大隕石から金星を滅ぼした怪獣キングギドラが現れた!キングギドラに立ち向かうため、小美人はインファント島からモスラを呼ぶ。
この映画にはゴジラ・モスラとラドンに加え、宿敵キングギドラが初登場!
あちこちで展開していた話がやがて一つになり、陽性でテンポいい脚本に飽きさせない構成、
ドラマ部分はドンパチやラブ・ロマンスありの徹底したエンターテイメント映画に仕上がって
ます。
サルノ王女と進藤刑事の件は『ローマの休日』すぎて、初見時噴きましたw。
今作で怪獣達も色々考えてるという事が判明。怪獣バトルは更に人間的な動きになり、サッカーの様に石を蹴るゴジラや、モスラを背負うラドンなど可愛いかったです。
反面、地球危機の緊張感や怖さみたいなものは薄れました。
ゴジラ映画の一つの節目という感じで、ゴジラは子供達のヒーローになっていきます。
『三大怪獣 地球最大の決戦』
ツンデレ転がし(命がけ)
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