『黄金バット』
1966年12月21日公開
製作・東映 配給・東映
天体観察が趣味のアキラ少年は、ある日惑星イカロスが地球に向かって来ているのを知る。
アキラは謎の男達によって、国連秘密機関パール研究所に連行される。
研究所は惑星イカロスを破壊するための超破壊光線砲を開発中であった。
責任者のヤマトネ博士はアキラをメンバーに加える。
開発に必要な特殊レンズの原石を探しに、幻の大陸アトランタスに辿り着く博士一行。
そこには怪人ナゾーがいた。惑星イカロスの地球接近はナゾーの仕業だった。
博士達は神殿の遺跡で、棺桶に入ったレンズの原石を抱いたミイラを発見。
パール博士の孫エミリーがミイラに水を与えると、一万年の眠りについていた黄金バットが復活、博士達に協力しナゾーと戦う。
『黄金バット』は戦前から紙芝居として人気を博し、戦後には絵物語や漫画にもなった、日本の
スーパーヒーロー物の元祖的作品です。
この映画は実写版でモノクロ作品です。翌年の1967年にはテレビアニメ化しましたが、この映画と主題歌・黄金バットの声は同じです。今で言うメディアミックスだったのかな?
骸骨顔のヒーローなんて気味悪い気もしますが、インパクトは大。後のヒーローデザインにも影響を与えてると思います。
この映画の黄金バット、ガッチリしてて頼れそう。イメージ通りの実写化。
ナゾーはちょと造型微妙…。
千葉真一さんはじめ、東映特撮にお馴染みの俳優さんもたくさん出てます。
ちなみにこの映画の前に『黄金バット 摩天楼の怪人』(1950年)も公開されてます。
『黄金バット』
第一印象
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