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『透明人間』

DATA
1954年12月29日公開
製作・東宝 配給・東宝

ストーリー

ある日、銀座で男が走行中の車に飛び込み自殺をした。
車の下から発見されたのは男の服だけだった。
服のポケットから遺書が見つかる。男は太平洋戦争末期に軍によって透明人間にされ、特殊部隊の活動をしていた男だった。
遺書には自分以外にもう一人透明人間がいると書かれていた。
世間を騒がせたこの事件直後、「透明人間」を名乗る者による強盗事件が起きる。
新聞記者の小松は強盗事件を追ううちに、ピエロ姿の男・南條を知る。南條がサンドイッチマンとして働くキャバレー黒船、その経営陣には黒い秘密があった。

メモ

『ゴジラ』(1954年)と同じ年に公開、後年の「変身人間シリーズ」の前身である様な映画
です。
古い映画なので特撮は今観ると荒い部分がありますが、透明人間を様々な特撮で表現していて
試行錯誤が感じられます。
透明人間であることをピエロのメイクをすることで隠すというアイデアは、主人公の辛く切ない
心情をも内包してるようで感心しました。
水着姿で吊るされてるお姉さんのスチール写真とか、裏社会が舞台だったりしますが、当時は
「なんて破廉恥なっヽ(`Д´)ノ!!」なジャンル映画扱いだったのでしょうか?

イラスト

『透明人間』
透明人間・イラスト

4コマ

きえますよ
透明人間・4コマ


2012 tellme shigenaga