『怪奇大作戦』

1968年９月15日〜1969年３月９日（全26話）
制作・円谷プロダクション　TBS
TBS系　日曜19時00分〜19時30分
（第24話は欠番）

次々と起こる怪事件。その解決にあたる組織がSRI（Science Research Institute）科学捜査研究所だ。
SRIは民間組織だが、警察の捜査が行き詰った事件を、独自に開発したメカ等を使って科学捜査、事件の真相を解明していく。

『特撮』というと変身ヒーローや怪獣など出てるもの…と、子供の頃思ってましたが、小学校
高学年の頃だったか夕方に特撮番組を一時間再放送する枠があって、そこで初めて観ました。
上記のものくらいしか知らなかった私は、奇妙で不思議な感覚を覚えました。
どこか危険で覗いてはいけない世界を見たような…。後々思ったのですが、1960年代の東宝特撮
映画の『変身人間シリーズ』の流れを継承した番組じゃないかなと。
SF・幻想、サスペンス、社会問題を取り上げたもの、実験的作品…様々な「闇」が描かれてます。
好きな回は『霧の童話』と『かまいたち』。
岸田森演じる「科捜研の男」牧史郎の、一歩間違えば「あちら」側に行きそうな危うい佇まいも
この番組の魅力です。
…2007年2013年にはリメイク作品も作られました。

『怪奇大作戦』

禁煙大作戦！