『ウルトラセブン』
1967年10月1日〜1968年9月8日(全49話)
制作・円谷プロダクション TBS
ウルトラシリーズ第3作目(昭和第1期3作目)
TBS系 日曜19時00分〜19時30分
*劇場版1作
『ウルトラセブン』1968年7月21日公開 東映まんがパレード(第18話)
(第12話は欠番)
近未来。人類は宇宙への進出を開始。しかし異星人からの侵略の脅威が地球を襲う。
そこで国際組織「地球防衛軍」が結成され、極東基地には特殊部隊「ウルトラ警備隊」が配置
された。
…ある日、モロボシダンという男が警備隊が追うある事件に協力し、その後入隊する。
ダンの正体はM78星雲から地球観測に来た、恒点観測員340号だった。
ダンは正体を隠し活動しているが、状況に応じてウルトラアイを着眼し本来の姿ウルトラセブンに戻り、宇宙人などと戦う。
今作は宇宙人の侵略をメインにSF色高めの作風です。
ウルトラ警備隊関連の彩度低めのデザインがクールでモダン。
メカ発進の際流れる英語の歌や、ダンとアンヌの関係、勧善懲悪とはいえないストーリーなど、
少し大人な雰囲気に当時の少年達はガツン!ときた事でしょう。
地球を侵略に来る宇宙人がメインですが、逆に地球人も正しいだけでなくやらかす話もあり。
地球人と宇宙人の間で揺れるダンの立ち位置がしんどい。
セブンの出番がほとんどなかったり、地味で難解な回もあったりします。
個人的には今作登場する怪獣・宇宙人のデザイン、素晴らしすぎて大好きです。
悲壮感漂う最終回は、日本特撮史に残る名最終回でした。
『ウルトラセブン』
『ウルトラセブン』怪獣たち
『ウルトラセブン』友里アンヌ隊員・ウルトラホーク1号
帰ってきたセブン
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